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第4回入賞作品


みたい みたい みてみたい

応募総数1,061作品の中から、第1次選考・第2次選考・最終選考を経て、 大賞1作品・優秀賞2作品・特別賞1作品が決定いたしました。
たくさんの素晴らしい作品をお送りいただき、誠にありがとうございました。
 
2012年5月1日、大賞受賞作品「みたい みたい みてみたい」が 扶桑社より発売されました。 くわしくはWEB SHOPをご覧ください。
 


大賞(絵本)「みたい みたい みてみたい」いしばし ひろやす/Hiroyasu Ishibashi

STORY
『ふつうの○○ こうだけど 
みたい みたい みてみたい こんな○○ みてみたい』
リズミカルな文章にのせて、かわったもの、不思議なものを見てみたいという思いを テーマに日常にあるモノを自由な発想で表現した作品です。
「くじら」「がいこつ」「かば」など、どんなかたちになって登場するのか。
想像しながらページをめくるのが楽しみな作品。
選評
秋元 康

日常にある風景も見方によって、見え方が異なります。この作品のように、男の子が 自分の影とキャッチボールをする・・・こんなふうになったらいいな、こんなふうに できたらいいな、と。そんな妄想が「みたい みたい みてみたい」のタイトルのように見事に描かれていて、その企画と絵のクオリティーが、素晴らしいと思いました。(談)

茂木 健一郎

子供たちは、実は我々大人が見慣れている日常のものもすごく新鮮な眼で見ています。この世のいろんなものがどんなものであるかということについて、子供たちにはそんなに思い込みがないのです。この絵本の素晴らしいところはそうした子供たちの「世界にはもっと素晴らしい物があるかもしれない」というワクワク感を表現している。たとえば影にしてもクジラにしても、子供たちの素朴な実感、子供の時のファンタスティックな世界観を表現しているという点において、脳科学的にも、非常に子供の脳にとって素晴らしい作品であり、今回の大賞にふさわしいと思います。(談)

武田 双雲

直感でこの作品が優勝するような気がしていました。
息子と娘と一緒に読んで、第2弾も見たいなと思わせる、すごい力を持った絵本だと思います。(談)

いしばし ひろやす/Hiroyasu Ishibashi
プロフィール
1960年長崎県生まれ。日大芸術学部美術学科卒業。現在は佐賀県にてイラスト、絵本、陶芸の分野で活動中。 2005年新風舎絵本コンテストにて大賞受賞。絵本「かとおもったら」が出版される。 2011年日本新薬こども文学賞絵画部門にて大賞受賞。絵本「ふしぎな水色のゾウ」が出版される。
 
受賞コメント
このたびは大賞という素晴らしい賞を与えていただき本当にありがとうございました。
受賞作「みたい みたい みてみたい」は物事の側面を私なりの「誇張」として表現してみた絵本です。
作りはいたってシンプル。格別深いメッセージが隠されているわけでもありません。
ただ単純に、感じるままに面白がっていただければそれだけで十分です。
私の創作の原点にあるものは「面白いもの」を「楽しく」作る ということ。
とはいっても「面白さ」の基準は人それぞれです。作り手だけがいくら面白がっていてもそれがそのまま伝わるとは限りません。
ですが、少なくとも作り手に「創作する喜びや感動」があれば、その作品からはきっと何かを感じとってもらえると思うのです。
これから先も原点を忘れることなく、一人でも多くの方に「面白い」と感じていただけるような絵本を作り続けていきたいと思っています。